シャフト取り扱いに関する注意事項
- シャフトはゴルフクラブ用に設計・製造されています。他の用途には使用しないでください。
- クラブの組立ては必ずお買い求めいただいた販売店に依頼してください。お客様ご自身が装着された場合の事故や故障に関しては責任を負いかねます。
- グリップ交換におきましても販売店に依頼してください。
- シャフトの先端部分をカットする場合は、モデルごとに決められた長さ以内でカットしてください。決められた長さ以上にカットすると折れの原因になります。
- 組み付け時に先端部分は、塗膜以外は削らないでください。カーボン部分を削ると破損の原因になります。
- シャフトには傷がつかないようご注意ください。小さな傷が破損に繋がることがあります。傷がついたシャフトは使用を止め、販売店等で安全の確認をしてください。
- シャフトの硬さや調子を調べるために、過度の力を加えて押し曲げたり、ねじったりしないでください。
- シャフトの保管は高温になる場所や湿気の多い場所は避けてください。
- 万が一、シャフトが破損したときは、怪我をしないよう取り扱いに注意してください。特にカーボンシャフトの繊維は身体に刺さりやすいので、折れ口付近には触れないでください。
- キャディバッグよりクラブを取り出す場合、口枠の仕切り部分でシャフトに負荷がかかる場合があります。まっすぐ抜いてください。
- キャディバッグ内でシャフトにヘッドが当たると傷が入る恐れがあります。長めのヘッドカバーを使用するなどシャフトを保護してください。
ゴルフクラブに装着済みのシャフトの再利用が行われることがありますが、以下の理由によりお勧めできません。
また、幣社の製品保証対象外となります事もご理解ください。
- シャフトを抜き取る際の熱が、シャフトの材料や構造に影響を与えていることがあり、強度低下をまねく恐れがあります。それにより設計製造時において確認している本来の安全性と使用性能が損なわれている状況になっていると考えられます。
- ゴルフクラブやシャフトにSGマークが表示されていても、シャフトの再利用は本来想定した使用方法ではなく、そのような加工により性能を害することから、このような加工を行ったゴルフクラブは、原則としてSGマークの被害者救済制度の対象になりません。
- シャフトを再利用したことに伴う損害については、そのシャフト販売、組み付けを行った業者が負担するべきこととなり、再利用のシャフトであることを理解して購入した場合には、そのリスクを購入者が負担すべきとの考え方もありますので、購入に際しては十分にご注意ください。
シャフトを長く大切にお使い頂く為に特にご注意ください。
- カーボンシャフトに使用されているカーボン繊維は、軽くて強度が高い素材として知られています。しかし、ゴルフシャフトとして成型した場合、片方を固定して押し曲げることや部分的に負荷をかけることは、本来の使用法とは異なりダメージを与えることに繋がります。その結果、設計・製造時に確認されている性能や強度の低下を招き、場合によっては断裂や破損が生じる恐れがございます。
本ページでは、よく見かけるケースをご紹介いたしますが、ご愛用のゴルフクラブを長く使い続けるためにもご注意ください。